巻き髪に必須のアイロンコテの守っておくべき選び方

女性らしい髪型の代表的なモノである巻き髪、アイロン一つでふんわりとおしゃれな髪型になるので、ミディアムからロングまで幅広く利用されます。

 

寝ぐせを気にしなくていいから楽

 

なんて話もよく聞く話です。女性のエレガントさを表現するのにこれ以上ない便利な髪型ですが、ともするとそのゆるふわなニュアンスも髪にとってはNGだったりするから要注意。

 

今回は髪の毛に優しいアイロン選びに是非役立つ情報をお届けします。

 

超重要!アイロン選びのポイントは温度

巻き髪を作るのにアイロンやコテはたくさん発売されています。

 

大型電気店に行くと種類がたくさんありすぎて、どれが良いのか悩んでしまうでしょう。今回は各メーカーの商品ブランドに惑わされずに髪の毛に優しいアイロンの条件をお伝えします。

 

髪を守るために最も重要なポイントは「120℃以下の温度に設定できること」です。

 

アイロンの温度は60℃〜200℃の範囲でさまざまな商品がでています。理想的には自分のタイミングで低温に設定できるもの。しかも低温設定が120℃以下で複数設定できるものだと髪のダメージを抑えながら巻き髪を作ることができます。

 

120℃以上で髪の毛が傷む理由

髪の毛は生きている細胞ではないので、一度傷んでしまうと直接的な修復ができないことが知られています。アイロンで巻き髪を作る時になるべく120℃を越えないようにするのは、水の蒸発を防ぐためです。

 

お水は100℃で沸騰を始めますが、温度が温まるまで時間がかかりますので髪の毛に100℃をあててもすぐには蒸発は開始しません。一方で120℃となると触れた部分のお水が急激に水蒸気になってしまうのです。熱したフライパンにお水をたらすとジュッと音を立てて一瞬でなくなってしまいますよね。

 

髪の毛は水分が蒸発すると、枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。

 

なかなか巻きにくいからといって高い温度で長時間カールをつけてしまうと一気に髪の毛がぼろぼろになってしまいます。なかなかカールが付きにくい方は髪を保護するために保護用のスタイリング剤を付けてから行うことで、少しはダメージを抑えられると思います。(長時間は良いけど、高温はそれでもダメです。)

 

 

 

温度が調整できない時の裏技

すでに持っているアイロンに思い入れがあって新しいものを購入したくないという方もいらっしゃるでしょう。私はそれでもなるべく髪の毛は守ってほしいので、今回は温度を調整する方法を教えますね。

 

一つ目は

 

髪を巻いてから電源を入れる

 

髪を巻く前に電源を入れず、冷めた状態から巻き髪を開始する方法です。この方法にすると時間はかかってしまいますが、髪を傷めるリスクが大幅に減少します。

 

もうひとつは

 

濡れたタオルでアイロンを冷やす

 

これは時間も短縮できる方法です。注意点はやけどしないようにすることです。

 

濡れタオルを準備して、厚くなり過ぎたアイロンを都度タオルをあてて冷まして髪に巻き付けましょう。ただし、電源が入っている状態ですので徐々に温度が上がっていきます。同じ位置の加熱は20秒程度にとどめてあげる必要があります。

 

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